はじめに
SNSが当たり前になった今、「発信はSNSで足りるのでは」と感じる方も増えました。
ただ、ビジネスとして継続していくなら、ホームページは“昔ながらのもの”ではなく、信用と受注を支える土台として、今でもしっかり役割があります。
SNSは広がる力が強い。
一方でホームページは、会社や事業の情報をきちんとまとめておき、相手が安心して判断できる材料を揃える場所です。
この「役割の違い」を理解して使い分けると、発信も受注もスムーズになります。

SNSとホームページは、別の役割がある
SNSは、日々の投稿で人柄や活動が伝わり、接点を増やしやすい媒体です。
反面、投稿が流れていくため、初めて知った人が「結局どんなサービスで、どう頼めばいいのか」を短時間で把握するのは難しくなりがちです。
そこでホームページの出番です。
ホームページは、相手が知りたい情報を必要な順に並べておけます。
言い換えると、“事業の説明書”と“連絡先”を一か所に置けるのが強みです。
1. 会社の信用をつくれる(実在性と安心材料)
相手があなたの会社を知ったとき、まず確認されるのは難しいことではありません。
- どんな会社(個人事業)なのか
- 連絡先は明確か
- 何を提供しているのか
- 実績や過去の例はあるか
SNSだけでも伝えられますが、情報が散らばりやすく、探す側に負担がかかります。
ホームページがあると、会社概要・サービス内容・実績・よくある質問などをまとめて提示でき、相手が安心しやすくなります。
特に、はじめて取引する相手ほど「確認できる材料があるか」を見ています。
ホームページは、その確認の場として機能します。
2. 口座開設や手続きで「事業の説明」が必要になる
事業を進めると、銀行口座、決済、広告、各種サービスなどで、事業内容の確認が求められる場面があります。
このとき、ホームページがあると説明がとても楽になります。
- 何を扱っているのか
- 料金や提供範囲はどうなっているか
- 問い合わせ先が明確か
- 取引の流れが不自然ではないか
こうした情報が揃っていると、手続きが進めやすく、先方とのやり取りも短く済みます。
「ちゃんと事業として運営している」ことを、言葉ではなく情報で示せるのがポイントです。
3. 事業説明が整うので、受注につながりやすい
受注が伸びない原因は、価格よりも「相手が迷っている」ことが多いです。
迷いが生まれるポイントは、だいたい次のあたりです。
- 自分のケースも対象に含まれるのか
- 何をどこまでやってくれるのか
- 料金の目安はどのくらいか
- 依頼から納品までの流れはどうか
- 連絡が取れなくならないか
ホームページに、サービス説明・導入の流れ・料金の考え方・注意点・よくある質問を置いておくと、この迷いがかなり減ります。
結果として、問い合わせが「質問」ではなく「具体的な相談」になり、話が進みやすくなります。
4. 採用にも効く(求人票では伝わらない部分を補える)
採用は、情報の出し方で結果が変わります。
求人票だけだと、条件は伝わっても、会社の考え方や雰囲気は伝わりにくいものです。
ホームページに採用ページを用意しておくと、次のような情報を丁寧に伝えられます。
- どんな価値観で仕事をしているか
- どんな人と、どんな働き方をしているか
- 仕事の進め方や期待すること
- 会社として目指している方向性
これがあると、合う人が集まりやすくなり、採用のミスマッチも減ります。
採用は「募集を出す」だけでなく、「理解してもらう」ことが大切なので、ホームページの役割が大きい領域です。
5. Web上の名刺として使える(渡した瞬間に伝わる)
名刺交換や紹介のあと、相手はだいたい検索します。
そのとき、公式の情報がまとまっている場所があるかどうかで印象が変わります。
SNSアカウントでも代用はできますが、相手にとっては「必要な情報がどこにあるのか分からない」状態になりやすい。
ホームページなら、会社やサービスの基本情報をすぐに見てもらえるので、紹介や商談の場面で強くなります。
6. お問い合わせを“運用しやすい形”にできる
SNSのDMは便利です。
ただ、ビジネス運用としては、次のような課題が出やすくなります。
- 見落としや返信漏れが起きる
- 要件がバラバラで、やり取りが長くなる
- 担当者が増えると引き継ぎが難しい
ホームページのフォームなら、最初に必要項目を揃えられます。
自動返信で「届いています」を返せるので、相手にも安心があります。
問い合わせ対応が“仕組み”になると、時間も気持ちもかなり楽になります。
7. SNSは大事。ただ、土台をSNSだけにしないほうが安定する
SNSは、どうしても外部サービスの影響を受けます。
表示の仕様が変わったり、投稿が届きにくくなったり、アカウントに制限がかかったりする可能性もあります。
だからこそ、SNSは活用しつつ、ホームページを持っておくのが安定します。
- SNS:知ってもらう、関係を作る
- ホームページ:会社とサービスの情報をまとめる、問い合わせにつなげる
この分担ができると、SNS運用が“事業の流れ”に乗りやすくなります。
8. 自社ドメインがあると、信用と継続性が上がる
可能なら、独自ドメイン(自社ドメイン)を持つのがおすすめです。
独自ドメインは、インターネット上の住所のようなものです。
- 名刺や資料、SNSプロフィールで紹介しやすい
- サービスが変わっても「公式の案内先」を変えずに済む
- 独自ドメインのメールアドレスも用意できる
事業を続けていく前提が伝わりやすく、信頼面でもプラスになります。
9. まずは小さく始めれば十分(最低限の構成)
ホームページは、最初から作り込みすぎなくて大丈夫です。
むしろ「必要な情報がすぐ見つかること」のほうが大切です。
最小構成なら、このあたりで十分機能します。
- トップ:何をしているか、どんな人(会社)か
- サービス:内容、対象、流れ、料金の目安
- 実績・事例:なければプロフィールや考え方でも可
- 会社概要:所在地、連絡先、事業内容
- お問い合わせ:フォーム(必要項目を用意)
これだけでも、信用・説明・問い合わせの導線が揃います。
あとは運用しながら、実績や記事を増やしていけば問題ありません。
まとめ
今の時代でもホームページが必要な理由は、シンプルです。
- 信用に必要な情報をまとめて示せる
- 口座開設や各種手続きで説明がしやすい
- 受注につながる情報を揃えられる
- 採用でも会社の考え方を伝えられる
- 問い合わせを仕組みにできる
- SNSの変化に左右されにくい土台になる
SNSの強みを活かしながら、ホームページで事業の核を整える。
この形が、いちばん堅実で伸ばしやすいと思います。
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