こんにちは。
今日のIT関係の情報をまとめました。
生成AIの広告表示の試験が始まり、表示の仕組みと対象条件が整理されました。
クラウドと周辺サービスでも、AI向けの配信形式や計算資源の強化が公表されています。
(1)今日のポイント 3つ
・OpenAIがChatGPTで広告の試験表示を開始し、対象条件と表示位置を明らかにしました。
・AWSが新しいEC2インスタンスとBedrockの対応拡大を公表し、計算資源と基盤モデル利用の選択肢が増えました。
・AppleとMicrosoftがOS向けのセキュリティ更新を公表し、悪用が報告された脆弱性への対処が含まれました。
(2)生成AIの動きと背景
生成AIは利用者の増加に伴い、運用コストと提供形態の見直しが話題になりました。
一部サービスでは広告表示の試験や利用枠の調整が公表され、無料枠の維持方法が整理されました。
企業向けでは利用状況を記録する監査ログ(誰が何を使ったかの記録)を強化する動きが見られました。
外部データを読み込んで回答の根拠を増やす機能が広がり、社内文書の扱い方が改めて注目されました。
こうした変化は機能追加だけでなく、運用や統制の仕組みも同時に整える流れとして説明されています。
(2-1)ChatGPT関連
OpenAIの公式発表では、ChatGPTで広告を表示する試験を米国で始めたとしています。
対象はログイン済みの成人で、無料プランとChatGPT Goが含まれると説明されています。
広告は回答とは別の位置に表示し、広告であることが分かる表示にするとされています。
OpenAIは、広告が回答内容に影響しないことと、広告主が会話の中身を見られないことを明記しています。
また、18歳未満と有料プランには広告を出さない方針が示されています。
(2-2)Gemini(notebookLM)関連
Googleの案内では、GeminiアプリでNotebookLMのノートを情報源として使える機能が追加されたとしています。
これにより、手元のノート内容を踏まえた要約や質問への回答がしやすくなる形です。
企業向けの更新では、Gemini EnterpriseとNotebookLM Enterpriseの利用状況を監査ログとして記録できるようにしたとしています。
監査ログは管理側での確認に使われ、利用状況の把握や社内ルールとの整合を取りやすくする目的が示されています。
直近の更新は、個人向けの便利さと企業向けの管理機能を並行して整える流れとして受け止められています。
(3)注目ガジェット関係
Samsungの公式発表では、Galaxy A07 5Gを発表し、Galaxy AIに関する機能をより広い機種に広げる狙いを示しました。
併せてSamsungは、2月25日にGalaxy Unpackedを開催すると案内し、次の主力機の発表を予告しています。
Googleの発表では、FitbitのPersonal Health Coachの公開プレビューがiPhoneでも使えるようになったとしています。
体調や運動の記録を元に提案を行う仕組みのため、データの扱い方を含めた説明も同時に示されています。
端末とサービスが一体で更新される例が増え、AI機能はハード単体よりも周辺機能の更新として届けられることが増えています。
(4)クラウド・レンタルサーバー関係
AWSの発表では、EC2に高周波数の新しい汎用インスタンスM8aznを一般提供し、最大5GHzのCPU周波数を特徴として挙げました。
併せてAWSは、Amazon Bedrockでオープンウェイトの基盤モデル(生成AIの土台になる大規模モデル)をアジア太平洋の一部リージョンでも使えるようにしたとしています。
Cloudflareの発表では、WebページをMarkdownとして配信するMarkdown for Agentsを公開し、AIエージェント向けの読み取りを意識したと説明しています。
これはコンテンツネゴシエーション(受け手の希望形式に合わせて配信形式を変える仕組み)を使い、同じページをHTMLではなくMarkdownで返す方式です。
生成AIを前提にした配信形式と計算資源の整備が進み、クラウド側の準備範囲が広がっていることが分かります。
(5)WordPress関係
WordPressの公式発表では、WordPress 6.9.1を公開し、コアとブロックエディターを中心に49件の不具合修正を含むメンテナンスリリース(修正中心の更新)だとしています。
修正対象には編集画面、メール、クラシックテーマなど複数領域が含まれると説明されています。
開発者向けの案内では、次期メジャー版7.0で投稿編集画面を常にiframe内で動かす方針が示されています。
編集機能の内部構造を揃える狙いが語られ、拡張機能側の互換性確認が話題になりました。
本体と周辺機能の更新が短い周期で続いていることが、今回の告知からも確認できます。
(6)セキュリティ関係
Microsoftの公式案内では、2月の月例更新として複数の脆弱性を修正する更新プログラムを公開したとしています。
この中には公開前に悪用が確認されたものや、詳細が公表されたものが含まれると説明されています。
Appleのサポート情報では、dyldに関するメモリー破損の脆弱性CVE-2026-20700を複数のOSで修正したとしています。
Appleは、特定の個人を狙った高度な攻撃で悪用された可能性があると述べています。
ゼロデイ(修正前から悪用が確認された可能性がある脆弱性)の扱いを含め、各社が情報公開と修正のタイミングを重視していることが読み取れます。
(7)まとめ
今日は、ChatGPTの広告試験と、企業向け生成AIの管理機能強化が目立ちました。
クラウドでは、AI向けの配信形式と計算資源の両方で更新がありました。
ガジェットは、AI機能の追加が端末単体ではなくサービス更新として届く例が増えています。
WordPressはメンテナンス更新が続き、開発者向けには次期版の内部変更が示されています。
セキュリティは、悪用が報告された脆弱性の修正を含む更新があり、修正内容の整理が話題になりました。



