ホームページ制作の外注で失敗しないために【チェックリスト】
この記事では、ホームページ制作を外注するときに「見積もりの金額だけ」で選んで失敗しやすい理由と、依頼先を比較しやすくするチェック項目をまとめます。
結論としては、見積もりの金額を見る前に、制作範囲、修正条件、納期、公開後の扱いを言葉で揃えると、追加費用や納期ズレを避けやすくなります。
先に結論
見積もりの金額より先に揃える4つの条件
ホームページ制作の見積もりは、金額だけを見ても差の理由が分かりにくいことがあります。
まず揃えたいのは、次の4つの条件です。
- 制作範囲の条件
- 修正条件
- 納期条件
- 公開後の扱いの条件(保守と引き継ぎ)
この条件が曖昧なままだと、追加費用が発生しやすくなります。
この条件が曖昧なままだと、公開予定日がずれやすくなります。
逆に、条件が揃っていれば、依頼先の比較はかなり楽になります。
依頼先を比較するためのチェック項目7つ
ここからは、ホームページ制作の依頼先を比べるときに、必ず確認したいチェック項目を7つに絞って整理します。
チェック項目は「何を確認するか」と「確認できないと何が起きやすいか」をセットで書きます。
1.制作範囲(何を作り、どこまでやるか)
確認したいことは、ホームページのページ数だけではありません。
トップページ、サービスページ、料金ページ、お問い合わせページなど、各ページに何を載せるかまで合意できるかが重要です。
制作範囲の条件として、含む作業と含まない作業が整理されていると安心です。
制作範囲の条件が曖昧だと、あとから作業追加になりやすいです。
作業追加になると、追加費用や納期延長につながりやすいです。
2.修正条件(修正回数と修正の定義)
修正回数が数字で書かれているかを確認します。
文章変更、写真差し替え、レイアウト変更が同じ修正扱いかどうかも確認します。
修正条件として、どこからが追加費用になるかが分かると安全です。
修正条件が曖昧だと、想定外の追加費用になりやすいです。
修正条件が曖昧だと、修正のやり取りが長引きやすいです。
3.納期条件(公開予定日と提出期限)
公開予定日だけではなく、原稿と写真の提出期限が書かれているかを確認します。
提出が遅れた場合の扱いも、納期条件として把握できると安心です。
納期条件は、依頼先の作業スピードだけで決まらず、依頼側の提出物でも変わります。
納期条件が曖昧だと、公開予定日がずれやすいです。
公開予定日がずれると、広告や告知の予定もずれやすいです。
4.ドメインとサーバーの対応範囲(公開作業の線引き)
ドメイン取得代行の有無を確認します。
サーバー契約の名義が誰になるかを確認します。
更新費用の扱い(誰が支払い、誰が管理するか)を確認します。
この3点が揃うと、公開後の不安が減ります。
この3点が曖昧だと、公開後に管理権限が不明確になりやすいです。
5.独自ドメインの仕事用メールの対応範囲(どこまで支援するか)
独自ドメインの仕事用メールアドレス作成が含まれるかを確認します。
送受信設定の支援がどこまで含まれるかを確認します。
仕事用メールの対応範囲は見落とされやすいので、早めに確認しておくと安心です。
仕事用メールの対応範囲が曖昧だと、公開前後で設定作業が止まりやすいです。
設定作業が止まると、問い合わせ対応の準備が遅れやすいです。
6.公開後の保守内容(何を、どの頻度でやるか)
月額費用がある場合は、公開後の保守作業の内容が列挙されているかを確認します。
バックアップ、軽微修正、障害時の対応などが明確だと判断しやすいです。
公開後の保守内容は「対応します」だけではなく、作業内容で把握できる形が理想です。
公開後の保守内容が曖昧だと、困ったときに頼れる範囲が分かりません。
頼れる範囲が分からないと、緊急時に対応が遅れやすいです。
7.引き継ぎ条件(将来の変更に備える)
将来、別の業者へ移る場合に、管理画面やデータの扱いが整理されているかを確認します。
ログイン情報の受け渡し方法や、データの渡し方が明確だと安心です。
引き継ぎ条件は、最初の契約時に決めておくと揉めにくいです。
引き継ぎ条件が曖昧だと、業者変更のときに困りやすいです。
業者変更のときに困ると、更新や改修が止まりやすいです。
見積もりの金額差が出る理由
見積もりの金額差は、制作範囲の条件、修正条件、公開後の保守内容などが違うことで出ることが多いです。
安いこと自体が悪いわけではありません。
ただし、何が含まれていて何が含まれていないかが分からない場合は、後から追加費用になりやすい点は注意が必要です。
そのまま使える質問例
制作範囲の質問例
「制作範囲に含まれる作業と含まれない作業を、箇条書きで教えてください。」
修正条件の質問例
「修正は何回までで、文章変更とレイアウト変更は同じ扱いですか。追加費用になる条件も教えてください。」
納期条件の質問例
「公開予定日を決めるために、こちらが提出すべき原稿と写真の提出期限はいつですか。提出が遅れた場合の扱いも教えてください。」
ドメインとサーバーの質問例
「ドメインとサーバーは取得代行と設定まで含まれますか。契約名義は誰になりますか。更新費用の扱いも教えてください。」
仕事用メールの質問例
「独自ドメインの仕事用メールアドレス作成と、送受信設定の支援は含まれますか。支援範囲を教えてください。」
公開後の保守内容の質問例
「公開後の保守の月額がある場合、作業内容を具体的に教えてください。バックアップや軽微修正は含まれますか。」
引き継ぎ条件の質問例
「将来、別の業者へ移る場合の引き継ぎ手順を教えてください。管理画面の権限とデータの受け渡し方法も教えてください。」
まとめ
依頼先を選ぶときは、見積もりの金額より先に、制作範囲の条件、修正条件、納期条件、公開後の扱いの条件を揃えると迷いが減ります。
制作会社と個人の違いは、優劣ではなく進め方の違いです。
チェック項目7つが揃えば、依頼先比較の判断はかなりクリアになります。
次の行動としては、依頼先候補に対して、質問例をそのまま送ってください。
返ってきた回答を並べるだけで、見積もりの金額差の理由と、依頼先の違いが見えやすくなります。



